柴胡桂枝湯は風邪の中期から後期に使います ゆうやけ整体院
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柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)は、「小柴胡湯」と「桂枝湯」を合わせた漢方薬で、かぜの中期から後期、特に微熱・悪寒・頭痛・吐き気・腹痛などが残り、胃腸の不調(胸脇苦満、みぞおちの痛みなど)を伴う「こじらせたかぜ」や「胃腸炎」に使われます。
炎症を抑えつつ胃腸を整え、体力を回復させる作用があり、慢性的な胃腸の不調や、ストレスによる自律神経の乱れにも用いられることがあります。
主な特徴と効果
「こじらせたかぜ」に: ひき始めの葛根湯の時期を過ぎ、熱が下がりきらず微熱や悪寒、関節痛などが続く場合に適しています。
胃腸の不調に: 吐き気、腹痛(みぞおちの痛み)、胸の張り(胸脇苦満)、下痢など、胃腸の機能低下に伴う症状を改善します。
炎症と自律神経の調整: 体の炎症を鎮め、ストレスによる精神的ないらだちや気疲れ(気滞)を和らげる効果もあります。
構成生薬: 柴胡(サイコ)、黄芩(オウゴン)、半夏(ハンゲ)、人参(ニンジン)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、生姜(ショウキョウ)など9種類の生薬から成ります。
こんな症状で使われます
微熱が続く、寒気と発熱を繰り返す。
頭痛、関節の痛み。
吐き気、食欲不振。
みぞおちの痛み、お腹の張り、腹痛。
精神的な不安感、ストレスによる不調。
使用のポイント
医師や薬剤師の判断のもと、体質(証)に合わせて処方されます。
胃腸の反応を見ながら使うことが重要で、胃腸が楽になったと感じたら継続することで効果が期待できます。
副作用には、比較的多い消化器症状や皮膚症状のほか、まれではあるものの重篤な副作用も報告されています。
主な副作用
比較的発生しやすい主な副作用は以下の通りです。
消化器症状: 下痢、消化不良、便秘、吐き気、胃部不快感、食欲不振など。
過敏症(皮膚症状): 発疹、発赤、蕁麻疹、かゆみなど。
泌尿器症状: 膀胱炎様症状(頻尿、排尿痛、血尿、残尿感など)。
これらの症状に気づいた場合は、服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
重篤な副作用(まれ)
発生頻度はまれですが、注意すべき重大な副作用として以下のものが知られています。これらの初期症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診する必要があります。
間質性肺炎: 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これらが急にあらわれたり持続したりする。
偽アルドステロン症: 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手足のしびれ・痛み、筋肉のぴくつき・ふるえ、力が入らない、血圧上昇などの症状(これは配合生薬の甘草(カンゾウ)によるものです)。
ミオパチー: 体がだるくて手足に力が入らない、手足がひきつる、手足がしびれるなどの症状で、偽アルドステロン症に伴って起こることがあります。
肝機能障害、黄疸: 全身のだるさ、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色になるなどの症状。

