良い睡眠をとるのに重要なことは、深い睡眠が良い周期でしっかり取れていることです。特に寝入りばな(睡眠時間の初期)に深く長い睡眠が取れていることは翌日の良好な活動に有効です。
睡眠は深い睡眠と浅い睡眠、レム睡眠が繰り返し起こるという周期からなります。そのうち深い睡眠の持続時間が30分以上あることがベストであり、それが睡眠時間の中で3回あれば本当に良い睡眠が取れていると言えるでしょう。睡眠周期はだいたい90分と言われていますから睡眠時間としては最低4時間半は取りたいところですが、周期は必ずしも一定ではなく、睡眠の深さも深い睡眠が長くとれない時もありますから、私は8時間の睡眠を取るよう心がけています。
特に気をつけていることは2点あり、睡眠のゴールデンタイムと言われる夜10時から翌朝2時の間はしっかり寝るようにすることと、朝起きたらカーテンを開けて朝日が目に入る様にすることです。朝日を浴びると、体内にメラトニンが産生され、その後の睡眠が取れやすくなると言われているからです。