半夏厚朴湯は耳鼻咽喉科,心療内科でよく処方されます

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半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、気分がふさぎ、のどに異物感(ひっかかり感)やつかえ感がある状態(咽喉頭異常感症)、不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声などに用いられる漢方薬です。

「気(生命エネルギー)」の滞りを巡らせることで、ストレスによる心身の症状を改善します。

生薬5種類(半夏、茯苓、厚朴、蘇葉、生姜)で構成され、自律神経のバランスを整える効果も期待され、特に耳鼻咽喉科や心療内科でも使われます。

 主な効果・効能

のどの異物感・つかえ感: 検査で異常がないのに喉に何かが詰まっているような感じがする(ヒステリー球)。

精神的な症状: 不安感、気分がふさぐ(気鬱)、ストレスによる自律神経失調症。

胃腸症状: 神経性胃炎、吐き気(嘔気)、つわり。

呼吸器症状: 痰の切れにくい咳、しわがれ声。

その他: 動悸、めまい、不眠症など。

 使い方(用法・用量)通常、成人(15歳以上)は1日2~3回、食前または食間に水または白湯で服用します。 

年齢や体質、症状によって量(用量)は調整されます。  

漢方の考え方漢方では「気(生命エネルギー)」が体内を巡ることで健康が保たれると考え、ストレスなどで「気」が滞ると、のどのつかえ感や不安感が生じるとされます。

半夏厚朴湯は、この滞った「気」を巡らせる(理気作用)ことで、心身のバランスを整えます。 

注意点

体質に合わない場合や、過敏症(発疹、かゆみなど)が起こることがあります。

大量の甘草(カンゾウ)を含むため、長期服用では「偽アルドステロン症(むくみ、血圧上昇など)」に注意が必要な場合があります。

妊娠中・授乳中の女性や小児への使用は、医師・薬剤師の指示に従ってください。 

どんな人におすすめか「気の滞り」が背景にある、ストレス性の喉の不調や心身症に悩む方。

几帳面で些細なことが気になる方。病院で検査しても異常が見つからない症状がある方。