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アーモンドは、バラ科サクラ属の落葉高木またはその種子です。

果肉は薄く食用にせず、硬い核の中にある「仁」の部分を食用とします。

主な生産地はアメリカのカリフォルニア州で、ビタミンE、良質な脂質(オレイン酸)、食物繊維などが豊富に含まれるナッツです。


植物としての特徴


分類:バラ科サクラ属の落葉高木。モモやアンズ、ウメと近縁です。


原産地:中央アジアや西アジア、地中海沿岸。


果実:モモに似た果実をつけますが、果肉は薄く、食用にはしません。食用とするのは、果実の内部にある硬い殻(核)の中の「仁」と呼ばれる部分です。


生産地:世界の約7割をアメリカ・カリフォルニア州が占めており、その他オーストラリア、スペインなどで栽培されています。日本でも小豆島などで栽培されています。


食用としての特徴
食用部分:通常食用にするのは「仁」の部分です。


種類:食用にされるのは「スイートアーモンド」であり、「ビターアーモンド」は青酸配糖体を含み毒性があるため、専門的な処理をしない限り食用にはなりません。


加工:「仁」を乾燥させたものが「生アーモンド」で、これをロースト(炒る)したり揚げたりして食べることが一般的です。

栄養
脂質:アーモンド内の脂質の約9割が不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロールを減らす働きが期待されるオレイン酸も多く含みます。
ビタミン:「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEが非常に豊富です。
食物繊維:食物繊維も豊富で、腸内環境を整える効果が期待されます。
カルシウム、カリウム、マンガン、鉄、リン、マグネシウムなどのミネラルも含まれます。

健康効果
動脈硬化予防:
不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が、悪玉コレステロールを抑える働きをします。


便秘解消:
食物繊維が豊富で、腸内環境を整え便通を改善します。


生活習慣病予防:
食物繊維が食後の急激な血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を改善するのに役立ちます。


骨の健康維持:
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、骨の形成をサポートします。


血行促進・冷え性改善:
ビタミンEが血流を促進し、肩こりの改善にも繋がります。

美容効果
アンチエイジング:
ビタミンEが持つ抗酸化作用により、肌の老化を防ぎ、シミやシワの予防が期待できます。


美肌効果:
ビタミンB2が肌荒れを防ぎ、ビタミンEが肌のターンオーバーを助けます。


ダイエットサポート:
低糖質で満腹感を得やすいため、間食として選ぶことで食べ過ぎを防ぎ、ダイエットのサポートになります。


髪や爪の健康維持:
ミネラルやビタミンが、髪や爪の健康維持に役立ちます。

注意点
カロリー過多に注意:アーモンドは栄養価が高い反面、カロリーも高めです。食べすぎるとカロリーオーバーにつながるため、1日の摂取目安量を守りましょう。
食物繊維の摂りすぎ:食物繊維を摂りすぎると、逆に便秘になる可能性もあります。

その他の豆知識
「扁桃(ヘントウ)」という和名がつけられており、喉のリンパ組織である「扁桃腺」の語源となりました。
食用以外の用途としては、「ビターアーモンド」から抽出されるオイルが、せき止めや香料として利用されます。