肩甲骨が動いているかどうかを知るのは難しいです。肩甲骨が動いているかの検査を2つご紹介しました。

今回はおまけの肩甲骨可動域の確認
その3

右手は肩の上から後ろ側に、左手は腰の後ろ側に回して、背中で両手の握手をしてみましょう。
これができない場合は左の肩甲骨の可動域が狭くなっています。

さて改善法ですが、いわゆる肩甲骨はがしといわれている方法も1つのやり方です。これは整体院で受けてください。肩甲骨周りの複数の筋肉にアプローチします。

自分でやる方法をご紹介します。全て仰向けで行います。

①仰向けに寝て手の平を上に向けてお尻から頭の上まで床に沿ってゆっくりと挙げてみましょう。
これを10回繰り返します。

②仰向けに寝たまま、今度は腰の横から頭の上まで、前ならえの形から頭上にゆっくり挙げていきます。この際、左右の手は上下逆に動かします。これを10回繰り返します。

③仰向けに寝たまま、右腕は肘を90度にして手を頭の横に挙げます。左腕は肘を90度にして手を腰側に下ろします。それから右手の肘から先だけを腰側に下ろします。同時に左手の肘から先を上に挙げます。両腕で卍の様な形を作り、逆向きをくり返すのですね。
これを10回実施します。

④仰向けで両手のひらを下に向けて、腰の付近で直径30cm位の円を描くように動かします。円を作る向きはどちらでも構いません。これを10回繰り返します。私の場合、これやる時肩に非常に違和感を感じました。一番効いてるのだと思います。

⑤両腕を真横に伸ばし、その腕を雑巾を絞るように、外側次に内側とねじりを加えるように動かします。左右は逆方向にねじると効果が強くなります。

皆さん、お試しください。