まず、肩こり危険度をチェックします。

□食事制限だけでダイエットをしている

□運動不足である

□なで肩である

□猫背である

□長時間デスクワークをしている

□いつも思い荷物を持っている

□机、椅子膜の高さが合っていない

□寝転がってテレビを見る

□ストレスが強い

このうち4個以上あった人は肩こりの悩まされるタイプですから、生活の見直しをしなければなりません。

肩こりについて注意しなければならないのは明らかな病気の場合でも起きるということです。

具体的には高血圧、心臓病、更年期障害、乱視・遠視等の眼の障害でも肩こりが起きます。

これに加えて頸肩腕症候群、頚椎骨軟化症といった整形外科が的な疾患でも肩こりになります。

漢方では肩こりが起こる時には瘀血という血液が滞っていて起きるという考え方があります。

よって肩こりには瘀血を取り除く薬(駆瘀血剤)が使われます。

特に女性の肩こりの場合には、駆瘀血剤には桃核承気湯、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遥散が使われます。

力仕事の後に肩が凝るのは主に筋肉疲労であり、通常1日か2日で軽快します。

しかし慢性化した肩こりには上記の様な漢方薬で治療します。

これらとは別に精神的ストレスが原因と思われる場合には、柴胡という生薬が配合された漢方薬を使います。