老化とはなんでしょう? 物忘れが増えたとか、前より歩けなくなったとか、私たちは機能的なことに注目しがちです。ふた昔前以上昔の話ですがテロメアという細胞の寿命の指標が短くなると細胞が死ぬため、テロメアの長さが老化と直結している指標として注目されました。赤ワインなどに含まれているレスベラトロールがそのテロメアを短くならない様に維持できる効果があることが注目され、サプリメントもあり。その効果はあると思いますが、実は老化の本質は”炎症”です。「炎症」とは発熱、発赤、腫脹、疼痛です。でも老化に関与する炎症は痛みや熱がなくても存在します。そこでそれを抑制するためによいものは、抗酸化物質というわけです。