9有害金属のはなし ゆうやけ整体院

有害金属,水銀,ヒ素,鉛,慢性疲労,頭痛


摂取すべきミネラルの話をしましたので有害金属の話もしましょう。

有害金属(水銀、ヒ素、鉛、カドミウム、スズなど)は食品、大気、タバコ、食品添加物などから体内に取り込まれます。

有害金属が体内に蓄積する金属アレルギーと、慢性疲労や頭痛、肝臓・腎臓の障害などを引き起こす可能性があります。

金属アレルギーの場合は、日本人の10人に1人が発症するともいわれ、中でもニッケルは身の回りの製品に多く使われており、汗で溶け出しやすいため、金属アレルギーの原因となる頻度が高い金属の一つです。


有害金属の摂取頻度と主な原因


有害金属は、以下のような身近なものから摂取されると指摘されています。


食品
:食べ物そのものに含まれる場合や、調理器具、食品添加物などから摂取されることがあります。


大気
:空気中に含まれる有害金属を吸い込むことで摂取します。


水道水
:水道水にも微量の有害金属が含まれれている場合があります。


タバコ
:タバコの煙には有害金属が含まれています。


金属アレルギーの頻度
:日本では金属アレルギーが一般的で、日本人の10人に1人が発症するとも言われています。


原因となる金属の頻度
:特にニッケルは、イオン化傾向が高く、安価で加工しやすいため、ピアス、ネックレス、ベルトのバックル、硬貨、調理器具など、非常に多くの製品に使われています。汗に含まれる塩素イオンによって溶け出しやすいため、金属アレルギーの原因となりやすいとされています。


有害金属が体にもたらす影響
体内に蓄積した有害金属は、体に必要なミネラルの働きを阻害し、以下のような不調を引き起こすことがあります。


慢性疲労
頭痛
不眠
肝臓や腎臓の障害
しびれ
イライラ


対策
金属アレルギーの場合
:ニッケルを含む宝飾品を避ける、夏場など汗をかきやすい時期に注意するなどの対策があります。


体内の有害金属の排出
:キレーション療法など、体内に蓄積した有害金属を排出する治療法が用いられることもありますが、これは専門医の診断と指示が必要です。