ミネラルのひとつ クロムのご紹介 ゆうやけ整体院
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クロームと言えば私のように古い人間はカセットテープのことかと思ってしまいます。
カセットテープのハイポジションtypeIIで使われる磁性体のクロームです。
現在ハイポジションで使われているのはコバルトと酸化鉄ですが、以前は二酸化クロムという磁性体が使われていたことからクロームという名前で呼ばれていました。
少々高価でしたがノイズが少ない良い音でした。
これに対して人体におけるミネラルのひとつクロムは、三価クロムです。
これはクロム化合物のうち、酸化数が+3の状態にあるものの総称です。
クロムは体内では糖質や脂質、たんぱく質の代謝を促進する働きがあります。
主な供給源は穀類や水産物で、ビタミンCなどと同時に摂取すると吸収率が上がるといわれています。
クロムの主な働き糖質代謝の促進インスリンの働きを強め、ブドウ糖を細胞内に取り込むのを助けることで、血糖値を安定させます。
体内に微量しか存在しませんが、糖代謝には不可欠な必須ミネラルです。
他にも栄養素の代謝促進作用があり、炭水化物、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーとして利用する過程をサポートし、代謝や結合組織の形成にも関わります。
コレステロール値を正常に保つ働きがあります。
過剰摂取について
通常の食事からでは不足することは稀で、体外に排出されるため、健康な人であれば過剰摂取の心配は少ないとされています。
2つの異なる形態クロムには先に説明した体内で働く「三価クロム」と、毒性の強い「六価クロム」の2種類が存在します。
三価クロム: 食品に含まれており、体内で利用される人体にとって必須のミネラルです。
六価クロム: 主に工業用として使われる形態で、発がん性など強い毒性があります。
食品に含まれる三価クロムとは別物であり、通常の食生活で過剰摂取の心配はほとんどありません。
クロムが多く含まれる食品
海藻類:あおさ、ひじき、昆布、あおのり、わかめなど
種実類・ナッツ類:アーモンド、落花生、カシューナッツ、銀杏、ごま、松の実など
肉類・魚介類:鶏胸肉、牛肉、レバー、アサリ、シジミ、ホタテ、マサバなど
乳製品:チーズ
穀物:きな粉、全粒粉製品
糖類・調味料・スパイス:黒糖蜜、黒こしょう、バジル、パセリ、カレー粉など その他:ビール酵母、アサイー、チョコレート 、ココアなど
